2016年9月7日水曜日

在オーストラリア日本大使館より,皆様の安全に関するお知らせです。


1 オーストラリア人テロリストがシリアで死亡したことを受け,
イスラム過激派組織ISがウェブ雑誌「Rumiyah」上において,いわゆるローン・ウルフ(一匹狼)に対して,ボンダイ・ビーチ(Bondi Beach)やメルボルン・クリケット・グランド(MCG)など具体的な地名を挙げ,以下のオーストラリアの象徴的な場所でオーストラリア人を刺す,撃つ,毒を盛る,車で轢くなどして殺害するよう呼びかけている旨報じられています
【「Rumiyah」誌に挙げられた具体的地名】
・シドニー:バンクスタウン(Bankstown),ボンダイ(Bondi)、シドニー・クリケット・グランド(SCG)及びオペラハウス
・メルボルン:ブランスウィック(Brunswick)、ブロードメドウズ(Broadmeadows)及びメルボルン・クリケット・グランド(MCG)
【記事リンク】
http://www.smh.com.au/federal-politics/political-news/islamic-state-issues-chilling-new-threats-against-australian-iconic-sites-after-syria-death-20160906-gr9r6i.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nc&eid=socialn%3Atwi-13omn1677-edtrl-other%3Annn-17%2F02%2F2014-edtrs_socialshare-all-nnn-nnn-vars-o%26sa%3DD%26usg%3DALhdy28zsr6qiq

2 連邦警察によれば現時点では,当国のテロの脅威レベル(「Probable」起こりそうである)に特段の変更はありませんが,従来同様に安全に注意する必要があることを認識し,海外安全情報及び報道等により,最新の治安情勢等,渡航・滞在先について最新の関連情報の入手に努めるとともに,改めて危機管理意識を持つよう努めてください。テロ,誘拐等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,上記の場所に限らず,特にテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,スポーツ施設,観光施設,デパートや市場等不特定多数が集まる場所等)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意を払ってください。

【オーストラリア国土安全省サイト】
https://www.nationalsecurity.gov.au/Securityandyourcommunity/Pages/National-Terrorism-Threat-Advisory-System.aspx

3 なお,海外渡航の際には万一に備え,渡航先の家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を事前に伝えておくようにしてください。
さらに,渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省から随時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。
3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#


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在オーストラリア日本国大使館領事部
112 Empire Circuit,
Yarralumla, ACT 2600 Australia
Tel :   02-6273-3244(代表)
Fax :  02-6273-1848
Web : http://www.au.emb-japan.go.jp/jp/
E-mail : consular@cb.mofa.go.jp(領事メール)
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